2025/12/15 18:55

先週のオトトイ(2025年12月15日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ー期待のニューカマーが放つ、祭り囃子を取り入れたファンキー・チューン(西田)

ー楽しげな7拍子のフレーズが最高(菅家)

ー3rdアルバム『EYE』からの先行リリース、まさにシーグラスのようにキラキラかがやくポップ・ソング(藤田)

ー名古屋のシンガーソングライターKatie FordのバンドSad Happy Birthdaysの全編英詞となる1stアルバムから。ノスタルジックなインディロックのエッセンスをまといながら、2025年の聴き手の心を揺らす風が吹く。(高田)

ーSEEDA、アルバム『親子星』デラックス版よりJJJ、BESの2人を招いたリミックス(高木)

ーゆうやけしはす&すうらばあずが手招くサイケデリック・クリスマス・ストーリー(津田)

ー自身の歌の原点に立ち返る、普遍的なEP(石川)

その他の追加曲は、 徳利 “家賃”先生たすけて “100種類のラブソング”ちゃんゆ胃 “気づいてしまった”556km “季節冷凍”Blume popo “きらきら”Bookshelf Sessions, ゆうさり “月”しろつめ備忘録 “かたちあるもの“Jin Ono “Snow - あの雪の日”GEZAN “数字”

編集後記

マダミス・アイマス
この土日は配信をたくさん観る日でした。土曜日は亀戸組というゲーム実況者集団によるマーダーミステリー(以下、マダミス)を視聴。参加者が物語の登場人物になりきって遊ぶ体験型の推理ゲームであるマダミス。一度シナリオを遊んだり視聴したりすると、二度と同じものを遊ぶことはできないので、他の人がプレイしているものを観ることはなるべく避けていたのですが、まさか亀戸組がやる日がくるとは……これは観ないわけにはいかないということで、ばっちり4時間楽しませていただきました。来週にはリアルイベントがあるそうなので、そちらも配信チケットを購入したいと思っています。日曜日はアイドルマスター(以下、アイマス)シリーズのブランド越境ライブ<THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2025>を視聴。それぞれのブランドの楽曲を別のブランドがカバーしたりと、とても贅沢な時間でした。学園アイドルマスターの声優さんたちの歌唱力がしばらく観ない間にとても上がっていてびっくりしました。すごい。(藤田)

マイニューギア
少し前ですが、MAXONのUE-300というギター・エフェクターを買いました。元祖マルチ・エフェクターで、現代だとデジタルのエフェクターが切り替え可能で複数個管理できるものが多いのですが、UE-300はアナログ回路のコンパクト・エフェクターが3つ並んで一つに固まっているという仕様。若干の取り回しが悪かったりもしますが、ヴィンテージのエフェクターが3つ入っているので、とてもお得でした。ずっと欲しかったチューブスクリーマーとコンプレッサー、コーラスが入ってノイズも少ないということで、欲しいものオール・イン・ワンといった感じ。最高な買い物でした。(菅家)

aldo van eyckのワンマンと自主企画に2日連続でいった
初日はワンマン@BASEMENTBAR。そのワンマンをみて、そしてこれまで何度もみてきた彼等のライブを思い出して、aldoをなんと評したらいいのかを考えていました。思いあたったのは「怖れを知らぬ貪欲さ」でしょうか。翌日、彼らの自主企画@BASEMENTBAR/THREE往来。DAY (という名の夜公演) はいけていませんが、NIGHT (という名の深夜公演) でPANICSMILE → 5kai → Linen Frisco → Ayato → uri gagarnと続けてみて、あぁこんな強者たちを敵として戦うあるいは味方として切磋琢磨するのであれば、怖れてなんかいる場合じゃないし貪欲であらざるを得ない、と痛感させられました。行き着くのは物理と肉体、音楽はリズムと和声とメロディと逸脱。問題集の答を先に見てしまったような気持ちで臨んだ大トリのaldo。彼らが貪欲であるならば、受け手も、敬意を欠かず礼を尽くした上で、限りなく貪欲でありたい。もっと、もっと……、そんな時間。すべてが終わり外へ。夏ならば明るくなっていそうな時間でしたが12月では真っ暗で激寒。開放感よりも頭が冴えまくるような気分。それにしても “uamiさんを客演に迎えるaldo van eyck”、とかを東京でみれてしまってよいのでしょうか。地元福岡の方たちの赦しを請いたい。とても、とても良かったです…… (高田)

売れた曲やるぜぇー!
SuchmosをZepp Hanedaで見た。復活ライブ以降のどこか肩の力が抜けた感じはありつつも、終盤のアグレッシブさは圧巻。「売れた曲やるぜぇー!」からの大ヒット曲「STAY TUNE」には爆笑しながらも、ブチ上がらずにはいられなかった。やっぱり華があってカッコいいんだよな。(西田)

はじっこまつり
日曜日は〈集まれ!奥吉祥寺!はじっこまつり!!〉のお手伝い&DJ。ここしばらくはずっと天気が良かったんですが、このタイミングで雨模様。3店舗を周遊するイベントなので、雨は厳しい…という感じでしたがイベントがスタートする時間には雨も上がって一安心。ただ寒かった!午前中の雨と寒さが無ければもう少し賑やかだったかなと思いつつも、イベントは今年もいい感じに終わって楽しかったです。ただ、お昼過ぎから結局日を跨ぐぐらいまで、ひたすらに飲み続けたので二日酔いがかなり強烈でめちゃくちゃしんどいです。楽しかった代償!(高木)

それぞれの美しさが交わることの宇宙
人に会うか寝るかの生活が続いていて、とっ散らかった機能不全な部屋を整えて、壊れたスピーカーも取り替えて、ようやく遊びに出れたのが夜1時くらい。自分にとってボディブローのように効いてくる事実こと〈ILLAS〉閉店から約半年、SPREADで開かれた、再会とこれからを約束するようなパーティーへ。レギュラーパーティーを開催していた面々が出揃う。ノットフォーダンスなトラックを用いたダンスが続き、深い時間にNACKLEさんがどっぷりコラージュDJをやる、このILLASっぷり。どうしようもなく捻れていったそれぞれの人間味が開陳されまくっていた。主催、というか元店主乾針さんはパーティー中ずっとPA卓をいじりまくって、調整し切ったシステムで20分ほどサウンドインスタレーション的なDJをやりパーティー終了。こんなパーティーはこの人たちでしかあり得ない、それが素晴らしい。今は今しかないのだということを空気を通して伝えるのです。。
寝て、起きたらもうWWWにいく時間に。the hatch、NOT WONKのツーマン、DJはYELLOWUHURU。音楽への態度や驚き美しさ哀しさ、あらゆる要素を自分の中に育んでくれた3者が揃っているという事実だけでもう嬉しい。着いた瞬間から帰るその時まで安心して、本当の話だけをした。ライブはお互いがお互いに今の自分たちを見せたいという純粋な欲求からか、どちらも自分たち自身に素直で、チャレンジングで、そして楽しそうだった。the hatchは曲間で漂うような即興演奏を入れたり、バチっと次に移行したりと練られた構成が"ワンステージ"感あって、ずっと体を揺らしながら見れる感じ。3月以来久々にやる東京でのライブ、音が連なりあう様子やその連なりをぶった斬るポイントが格段に美しくなっていた。そんな相互作用が順当に生まれている様子をみて、「伝わること」「伝わらないこと」の境目ってあまりないというか、そこまで厳密じゃないなということを考えたりもした。NOT WONKはアルバム以降、見るたびにライブでのアレンジや態度を変えてきた一年の最後に、等身大の自分たちでしかないようなステージをやってくれた。シンプルに3人の演奏、歌の素晴らしさと、そのハーモニーが生み出す美しさ、でもロックが最高でしょうよとリバーブ切って突き進むところもあり。極限までスピードを落としてカチあげる「I Won't Cry」が、今年イチ清々しくかっこよかった!しっかり二組が言及していた音の小ささもWWWの音響を使って表現し切っていたと思う。目の前にいるのに遠くにいるという表現をバンドでするのって想像を絶する難しさなんじゃないかな。これからもあらゆる発見をさせてもらいます。同じ時代に生きててよかった。 (津田)

Turn Around
9日(火)は見汐麻衣ニューアルバム『Turn Around』のリリース・パーティ@WWWへ。共演のShohei Takagi Parallela Botanicaのステージから、会場は"大人の色気"という言葉がしっくりくる、経験の厚みを想像させるつややかなムードに包まれていた。この日の主役、見汐麻衣 with Goodfellasは、アルバムの1曲目でもある"Dawn"からスタート。自分を縛りつけるあらゆるものから(つまりは自分自身から)そっと解き放ってくれる不思議な力を持った曲。そこから過去曲も織り交ぜつつ、大阪・名古屋とツアーを経て結束感を増したバンド・サウンドで軽やかに表情を変えていく。終盤、MANNERS名義の「暗号 Theme from another place」で炸裂したサイケなSGギター・ソロには、思わず息をのんだ。曲ごとに異なる表情を見せる見汐さんのボーカルもさらに磨かれ、ワンピースのドレープの襞のような、たっぷりとした安心感が会場を包み込む。この人の経験と感性、表現、そして歌声だからこそ立ち上がるムード。そのすべてが重なった、ずっと忘れたくないステージだった。(石川)

先週の特集記事

先週のオトトイ(2025年12月8日)

幾田りら、milet、森口博子、D.A.N.など注目の新譜を紹介【12月第2週】

ぜんぶ君のせいだ。インタヴュー後編──むく、煌乃光に宿り始めた「ぜん君。魂」の正体

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.355 サンキュー甲虫

REVIEWS : 111 ダブ (2025年11月)──河村祐介

【ゆるめるモ!リレーインタビューvo.1】ねるんが見つけた〈居場所〉としてのゆるめるモ!──演じる日常と本当の自分の間で

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