【ExWHYZ】Episode27 mikina「開放的に、その瞬間を楽しめたら」

2025年9月から<Wide Open>ツアーを開催中のExWHYZ。その個別インタビュー・シリーズの第2弾は、mikina。声の出し方の変化や、MONDOGROSSO・大沢伸一とどんぐりずによるユニット、DONGROSSOがプロデュースを担当した、最新シングル「DON’T CRY」のこと。そして彼女が好きだという「畳みかけるようなエンタメ」について、語ってもらいました。
DONGROSSOプロデュースのパーティー・チューン!
INTERVIEW : mikina(ExWHYZ)

ExWHYZ史上最高級のパーティー・チューン「DON’T CRY」が先行配信された。今年4月5日にSpotify O-EASTにて開催されたオールナイトイベント「ExWHYZ presents CLUB Ex Vol.1」で共演したDONGROSSO(MONDOGROSSO・大沢伸一とどんぐりずによるユニット)プロデュースによる本楽曲は、ExWHYZをより広く届けるキラーチューンと言っても過言ではない。今回のソロインタビューは、DJにもチャレンジし、SNSでも大きなバズを生み出しているmikinaに、じっくりと語ってもらった。
取材&文 : 西澤裕郎
写真 : 大橋祐希
ライブに来るまでのハードルをできるだけ無くしたい
──先日、新曲「DON’T CRY」のMVが公開されました。ティザー映像は、涙を流したり、少し意味深な雰囲気でしたが、その真逆にあるようなパーティーチューンというサプライズ発表となりました。サプライズ発表まで、どんな気持ちで準備していたんでしょう?
mikina:バラさないようにするのが大変でした(笑)。デモが送られてきたのがけっこう前だったんですよ。ちょうどサウナに行く途中に歩きながら聴いたんですけど、ExWHYZの曲としては今までにないタイプのサウンドで、どんなパフォーマンスになるんだろうって想像がつかなかったんです。だけど、レコーディングが近づくにつれてどんどん解像度が高まっていって。実際に歌ってみたら、思っていたよりも自分たちにすごく似合っていたんです。だからこそ、良い意味で裏切りを入れた方がこの曲には合うと思って。本当にギリギリまで言いたくて仕方なかったけど、頑張って内緒にしてました(笑)。
──「DON’T CRY」は、展開の多さや、サウンド的にも、より今っぽさの強い曲ですよね。DJもやっているmikinaさんの視点から、どう感じましたか?
mikina:聴いてきた音楽って、人によって全然違うじゃないですか? 中には音楽をほとんど聴いてこなかった人もいる。DJをやっていると、「この4つ打ちのあとにこう展開するのは自然だな」と思っていても、別の人から見たら「何が起きているのかわからない」ってこともあるんです。だから、自分のこだわりを持ちつつも、聴く人によってピントを合わせていく。それがDJのポイントなのかなぁと思っていて。その上で言うと、この曲はすごく伝わりやすい曲。わかりやすいリズムと展開があって安心できる。流行っている曲には、ちゃんと理由があると思うんですよ。ただ簡単な言葉を並べているだけじゃなくて、聴く人が自然に心地よく感じられる波形とか温度みたいなものがある。この曲にはまさにそれが潜んでいて、今っぽいのにどこか懐かしい。そんな曲だなって思います。

──「DON’T CRY」はツアーの神戸公演で初披露されましたが、反応はどうでした?
mikina:事前にリリースしていたこともあって、「本当に新曲?」って思うくらい、みんなノリノリでした。新曲を披露するときは、「ちゃんと見せなきゃ」って少し身構える瞬間があるんですけど、この曲に関しては全然違って。固くなるというより、はっちゃけられる気持ちでできた。それが多分マスターにも伝わっていて、ステージとフロアが同じテンションで合流できたのがすごく良かったですね。
──事前に「マスターが歌うパート」という歌詞割りもSNSで出していましたよね。あれはどういう理由でやろうと思ったんですか?
mikina:単純に、「歌ったら絶対楽しいよね」と思ったんです。レコーディングでも、メンバー4人一緒にブースに入って歌ったんですけど、桁違いに楽しくて。マスターに無理に歌ってってことではなくて、「こういう楽しみ方もあるよね」っていう提案に近いというか。新曲って、「これ歌っていいのかな?」ってちょっと迷うと思うんです。だから、先に流しておけば「歌っていいんだ」って安心してもらえるかなって。別に強制するわけじゃないし、公式がわざわざそういうことを言うのも珍しいと思うんですけど、「これ歌っていいのかな?」って迷っている人たちに届いたらいいな、という気持ちで出しました。
──実際ライブでは、一緒に歌っている人も多かったですか?
mikina:多かったです!「次までには絶対歌詞覚えてくるから!」って言ってくれる人もいて。部活とか、テスト前みたいな感じでした(笑)。みんな真面目で可愛いなって。

──あははは。マスターが撮ったライブ動画を、SNSで公式が拡散していたのも印象的でした。その場の雰囲気を、より伝えたいという意図があるんですか?
mikina:ライブって、行ったことがない人にとってはけっこう不明瞭じゃないですか? 「いつか行きたいな」で終わっちゃう人に出会うためには、まず想像しやすくしたくて。こういう雰囲気なんだよっていうのをどんどん発信していくのが大事かなと思ったんです。ちょうど今<Wide Open>って名前のツアーをやっているし、開放的に情報もオープンにしていく方がいいと思っていて。人それぞれ情報を見るタイミングは違うけど、ライブの空気が伝われば、「行ってみたいな」って気持ちが生まれると思うんですよ。今までもTikTokタイムみたいな撮影OKの時間を作ってきたけど、今回のようなわかりやすく楽しめる曲を出したタイミングで、それをさらに広げられたらいいなっていう希望があったんです。
──さらに、今回は新参者チケットで初めて来てくれる人も多いそうですね。
mikina:そうなんです。新規の方が100人以上来てくれた公演もありました。SNSで私のことを知って、「ちょうど500円のチケットがあったから来てみた」って人も多くて。そういうのを直接聞くと本当に嬉しいです。頻繁にできることではないけど、ライブに来るまでのハードルをできるだけ無くしたいっていう気持ちはずっとあるんです。





















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































