突如出現した異形のグループ、丑03──破壊的なサウンドが彩る、ゴシックでダークなサーカスの幕が、いま開く
ゴシックでダーク、でもどこかユーモラスですらある。丑03というグループは、そんな“現代のカオス”を音にする集団だ。デジタル・ハードコア・サウンドを基調に、皮肉とユーモアをまぶした詞世界。そして何よりも異彩を放つのは、喋らないメンバー、404ERRORの存在だ。OTOTOYでは、謎多き「丑03」とはどのようなグループなのか、を探るべくインタビューを実施。メンバーの404ERROR、ENMA、NAN、EVEに、プロデューサーを務めるハシバタカナリを加え、その本質に迫った。
丑03、ファースト・デジタル・シングル
INTERVIEW : 丑03
異形のパフォーマー404ERRORを擁し、いま最も“やばい”グループかもしれない、丑03。そのサウンドはとにかく過激だ。混沌とユーモア、皮肉と怒り。そのすべてをショーとして飲み込むような痛快なステージは、現代の音楽シーンにとって、劇薬となりうるだろう。丑03の生み出す、狂気のサーカス、その幕がいま上がる。体感するなら、いまだ。
インタヴュー&文 : 西田健
写真 : 宇佐美亮
「やばいグループがいるらしい」という噂が
──では取材をはじめていきたいと思っているのですが、この方は…。
ハシバタカナリ:あ、見えてます?
──あ、はい。しっかりと。
ハシバ:ああ、よかった。結構「見えちゃいけないもの?」と錯覚する人もいたりするので(笑)。メンバーの404ERRORです。普段からしゃべらないですが、ジェスチャーで会話しています。しっかり気持ちは伝えるので、ぜひよろしくお願いします。
404ERROR:(にっこりと微笑んでいるような気がする)
──わかりました…!では今回は「丑03」とはどのようなグループなのか、話を聞いていきたいと思います。まずこのプロジェクトはどのようにスタートしていったんですか?
ハシバ:まず僕がオーディションでメンバーを募集するところからはじまったんですけど、誰一人来なくて困ってしまって。で、それでストリートで声をかけて集めたんです。それでメンバーの︎ENMA、そしてNANが決まったくらいの頃に、たまたま僕の後ろに404ERRORがいたんですよね。当時は名前もわからなかったんですけど。そこからずっと、ライブハウスに行けば其処に居たりとか。それで、今出会って8ヶ月が経ってます。もしかしたら音楽が鳴る場所にいたいのかもしれない。
404ERROR:(親指をあげて反応しているような気がする)
──なるほど…。ではそれぞれの加入の経緯について聞いていきます。︎まず加入したのがENMAさんなんですよね。
ハシバ:そうですね。ENMAは以前別のグループに所属してたんです。アイドルっぽいけど、バンドスタイルのライブがめちゃくちゃかっこよくて、「誰をメンバーとして誘うか」と考えた時に真っ先に思い浮かんだのがENMAでした。
ENMA:喫茶ルノアールで話したのを覚えてます。
ハシバ:自分もいろいろと活動してきたんですけど、今度はシンガーやバンドマン的な人たちとやりたかったんです。
──NANさんとはもともと知り合いだったんですか?
NAN:そうですね。ライブで顔を合わせてはいました。知り合い程度の関係でした。私も以前アイドル活動をしていて、一年前くらいに解散したんです。でも私はもともとアイドルに偏見があったタイプなので、可愛い系は苦手で、かっこいいことをしたかったんです。
ハシバ:ちょっとしたきっかけで会って話をして、「一緒に音楽活動どう?」ってなって。コメダ珈琲で話したのを覚えてます。
EVE:喫茶店ばっかり(笑)。
──404ERRORさんの加入についてですが、どういう流れだったんでしょう。
ハシバ:そうですね。加入というより、出現みたいな感じですね。
──どういう存在なんでしょう。メンバーとしては。
ENMA:どこから来たのかも分からないし、普段何をしているのかも分からない。日々解明中ではあります。
──プライベートでも交流はありますか?
ハシバ:プライベート、というものがあるのかどうか……? でも結構一緒にいることは多いです。いろんな各地を回っているので。ただ、ライブが終わったらふらっといなくなったりもする。でも最近は「これ笑ってるのかな」とか「嫌なのかな」とか、少しずつ分かるようになってきました。今日も楽しいみたいです。
404ERROR:(親指をあげて反応しているような気がする)
──404ERRORさんは丑03のアイコンのような存在ですね。
ハシバ:そうですね。みんなびっくりしますし、スタッフさんにも驚かれます。
──そしてEVEさんが最後に加入して、現体制になります。
ハシバ:EVEも元々は知り合いみたいな感じです。前にやっていたグループのイベントに出ていただいたこともあって、顔見知りでした。彼女はアイドルグループでセルフプロデュースをしていて、リーダーとして引っ張っていった。その手腕や引っ張る力が素敵だなと思っていました。ちょうど活動が終わってどうしようかという時期だったので、可能性を感じて声をかけたんです。5月31日のワンマン(渋谷GRITで開催した単独公演『+++++(クラックス)』)からジョインしてもらいました。
EVE:最初は「やらん?」みたいな軽い感じで誘われて、お噂はかねがね聞いていたので「じゃあやります」と決めました。
──ちなみにどんな噂が?
EVE:そうですね。やっぱり404ERRORちゃんの話で持ちきりでした。実際に見る機会は少なかったんですけど、「やばいグループがいるらしい」という噂が。
──まあ、そんな感じはひしひしと感じていますが(笑)
404ERROR:(にっこりと微笑んでいるような気がする)
EVE:嬉しそうです(笑)















































































































































































































































































































































