2024/05/17 12:00

好芻はこれまで通り、お互いにできることを自由にやっていきたい

──"カカオ"からの3曲は、さっきおっしゃったように雰囲気がガラッと変わりますね。

山本:この曲は、イッキュウさんからなにかしらリファレンスをもらい、トミー・ゲレロの「In My Head」のようなちょっとルーズなギターが弾きたくなって作った記憶がありますね。相当昔に作って2年くらい放ったらかしにしていたんですよ。

中嶋:去年3月のライヴで披露していたはずです。

──コード進行は、7thの使い方などマイ・ブラッディ・ヴァレンタインのサード・アルバム『m b v』にも通じるところがあって。

山本:ああ、確かにそうですね。

中嶋:かっこいいですよね。このルーズな感じ、溶け出していくような感じが色っぽいなと。そこからチョコレートを連想して歌詞を書きました。チョコレート大好きなので、簡単に書けました。

──〈最後には笑っていれたらいいって 大半の時間を努力に費やして 報われるかわかんないや〉という歌詞が切ないですよね。

中嶋:私はちょっと強がっている感じの女の子が好きで、もしそういう子がいま、自己犠牲的に頑張っているなら、最後くらいは報われてほしいという思いを表現しました。

──この曲のミュージック・ビデオは、幻想的で個人的にとても好きな世界観です。

山本:あれは体を張りましたね。プールのなかにギターごと入ったし。

中嶋:笹塚にある屋内プールの休館日にお借りして。撮影も1日かかりましたよね? 最初は曲名にちなんで「チョコレートまみれになりたい」みたいな話をしていて(笑)、そこから「水に浸かる」というアイデアに発展していったのだと思います。

好芻(SUSU) - カカオ(Cacao)MV
好芻(SUSU) - カカオ(Cacao)MV

──ちなみに"カカオ" "Delivery" "未体験"は山本さんが自らミックスを手がけているんですよね?

山本:これまでいろんなエンジニアさんにお願いして、もちろん素晴らしい方々とずっと仕事をさせてもらってきたのですが、究極の結論として「自分でやった方が早いな」と(笑)。自分の頭のなかでイメージしている音を、一度言葉にしてそれをエンジニアさんに伝え、エンジニアさんの解釈で出来上がったものをチェックして……みたいなプロセスって、やればやるほどもどかしいんですよ。「もしかしたら、自分にもできるかもしれない」と思い、家にある機材を一新しました。

──"Delivery"はどのようにして作ったのですか?

中嶋:さっき幹宗さんが言ったように、この曲は『Gakkari.』を作っていた時にはあったので、ちょっと前のモードを引っ張ってきた感はあります。

山本:これ、ちょっと不思議じゃないですか? なにかリファレンスがあって作ったのではなく、ぼんやりとしたイメージから形にしていったので調性もすごく曖昧だし。子供が想像する架空の動物みたいというか、我ながらこんな変な曲、他にないなと。聴く人が聴いたらめちゃくちゃアウトな曲かもしれない(笑)。

中嶋:確かに、最初に聞いた時はなんだか変な夢を見ているような、幻想的かつ抽象的な曲だと思いました。なので歌詞も、「時空を超えてデリバリーする」みたいな、ちょっと妄想が入った世界観の方がいいかなと。

──確かに、〈浮世離れした君の瞳を びいどろにして後世に残したかった〉や、〈職業婦人モダンガールの血を引いて 慌ただしい日々を私も生きている〉など時代設定も曖昧で不思議な曲ですよね。〈うかれめ〉みたいな、古い言い回しも散りばめられているし。

中嶋:そうですね。曲名の"Delivery"や、歌詞に出てくる〈ダウンロード〉など、いまっぽい言葉が最初に浮かび、そこに違和感を足そうと思って昔の言葉をどんどん入れてみました。

山本:ちょうどこの曲を作っていた頃って、コロナ禍で家からあまり出られなかったんですよ。それで出前ばっかり頼んでたから、こういう曲ができたのかなと思っていました(笑)。

中嶋:確かに、それはあるかもしれないですね。

山本:ちなみにこの曲、僕がスラップベースを弾いています。森夏彦に「スラップ・ベースってどうやって弾くの? 」と相談したら、「YouTube見てください」と言われて(笑)。ミディアムスケールのアクティヴ・ベースを中古で購入し、て、家でずっとベースを抱えてペチペチ弾いて練習していました。

──"未体験"は、今作のなかでも特に好きです。

中嶋:この曲も結構前に作りましたよね?

山本:ちょうどこの曲を作っていた頃は、サンプリング素材を色々並べて曲を作っていた頃で。アンドリュー・ウェザオール的な雰囲気というか、あの時代特有の「雑なループ感」をあえて目指しました。ちなみに後半のブラスセクションは、4パターンくらいのサンプリング素材を切り貼りしながら作っています。ちょっとコードが合わなかった部分だけ、ピッチ修正をかけてフレーズを構築ましたね。

──プライマル・スクリームのアルバムをプロデュースしたり、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの「Soon」をリミックスしていた頃のアンディ・ウェザーウォールを彷彿とさせます。

山本:まさにあのあたりのサウンドを意識しながら作っていきました。アコギを入れたのも、当時の「あの雰囲気」を出したかったからです。自宅でマイクを立てて録音しましたね。イントロのフィードバックっぽいサウンドは、シンセのフレーズにサンプリング音を混ぜ、ピッチベンドで変調させて作っています。

中嶋:この曲も"Delivery"のような、幻想的で浮遊感のあるトラックだったので、夕暮れ時のちょっとあたりが暗くなってくる時間帯の切なさや、エモーショナルな感じをメロディや言葉にしてみました。

──"未体験"というタイトルは、どうやって思いついたのですか?

中嶋:例えばいま、なにかしらの不安があったとしても、これから起こること全ては「未体験」であるからこそ、そこにはワクワクするようなことがあるかもしれない。希望的な意味を持たせたくてこのタイトルにしました。

──本作は、奇しくも前半と後半の曲調が違うことで、アナログのA面とB面みたいにも感じますよね。

中嶋:確かに。二面性のある作品になったかなと。

山本:さらに、このEPをバタバタと作りつつ、実はこの次にリリース予定の楽曲もレコーディングしていて。

中嶋:それはそれで、またモードが全然違うので楽しみにしていてほしいです。

山本:よく「作品としての統一感」とか、作り手でも聴き手でも求める人もいるとは思うんですけど、僕はその辺どうでもいいと思っていて。まあ、歌っている人が一緒なので、そこで統一感は出ているのではないかと。

──とはいえ、中嶋さんのソロ作『DEAD』とは全然違いますよね。まあ、『DEAD』はおふたりだけで作っているわけではないにせよ。

山本:そうですね。ちなみに『Mitaiken』のレコーディング後半は、『DEAD』の制作とおもいっきりかぶっていました。

中嶋:ソロの方は、去年の9月くらいからプロジェクトを立ち上げていたんですけど、本格的にはじまったのが今年2月。あわてて幹宗さんに、「5月にリリースしたいので助けてください」とLINEしました。鬼のように手伝ってもらって、こちらもようやく出せそうです。(5/29リリース)

山本:『DEAD』の作詞作曲はもちろんイッキュウさんで、アレンジも彼女の頭のなかにあるイメージを吸い上げながら、それをどう形にしていくか? という部分を手伝わせてもらっています。

中嶋:色々とわがままを言わせていただきながら(笑)。

山本:好芻は、お互いのやっていることに対して全くのノータッチで進めていくんですよ。"大遅刻"や"衝動買い"に至っては、ミュージック・ビデオ撮影の段階になってはじめて顔を合わせるくらいで。一方ソロは、ゆうこ(あらきゆうこ)や佐藤征史くん、ガッキーさん(新垣隆)とスタジオに入って一緒に作り上げていくから、また全然プロセスが違うんですよね。

中嶋:私は音楽の知識もないし理論も疎いので、スタジオでも「もっと地獄っぽい感じで!」「もっと絶望っぽく」みたいな頼み方しかできないんですけど(笑)、幹宗さんはじめ、レコーディングメンバーの皆さんが時間をかけて(音を)探してくれたので、本当に心強かったです。

山本:中嶋先生に鍛えられましたね。

中嶋:あははは。

──この先、好芻ではどんなことをやりたいですか?

中嶋:好芻はこれまで通り、お互いにできることを自由にやっていきたいですね。「こうあるべき」みたいな決めつけがないところが良さだと思いますし。逆にソロの方は、またわがままを言わせていただきたいなと思っています(笑)。もっとダメ出ししていこうかなと。「違う、こんなんじゃない! 」って。

山本:(笑)。昔から僕は、「大きなもの」を作るのが苦手なんですよ。アルバムでいうと10曲入りのコンセプト・アルバムとか、あんまり得意じゃなくて……。例えば60年代とか、編集盤しか残っていなかったり『Nuggets』に1曲だけ入っていたりするような、カルトなガレージバンドがいたじゃないですか。好芻もそんなふうに60年後、「こんなバンドがいたんだ」みたいに発掘されるような存在になりたいですね(笑)。

編集:梶野有希

時代や場所を超越する、好芻のミニ・アルバム


好芻の他作品はこちら

PROFILE:好芻

tricotやジェニーハイなどのヴォーカル中嶋イッキュウと、ex.The Cigavettesやsunsiteで作詞・作曲、ギターを務める山本幹宗の二人からなる音楽プロジェクト。

中嶋イッキュウ
■YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=czNWVeni8FU
■X:https://twitter.com/oyasumi_ikkyu

山本幹宗
■X:https://twitter.com/the_cigavettes

この記事の編集者
梶野 有希

1998年生まれ。誕生日は徳川家康と一緒です。カルチャーメディア『DIGLE MAGAZINE』でライター・編集を担当し、2021年1月よりOTOTOYに入社しました。インディーからメジャーまで邦ロックばかり聴いています。

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KAGEROとILYOSSを手がける、白水悠────対照的なふたつのバンドの軌跡と可能性を語る

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これまでのイメージに囚われないで──“THEティバ”というなにかを目指す、ふたりの一歩

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SPiCYSOLが自由であり続けるために──2作品に込めたナチュラルな言葉とフリーな精神

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Emeraldの10年間を体現した初ワンマン〈TEN〉ライヴレポート

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歪でヘンテコな感性だって美しい──猫田ねたこがソロ活動を通してみつけた強さ

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視覚と聴覚を同時に刺激するバンド、the McFaddin──〈“Something is likely to happen”Release Party〉ライヴレポート

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詩に多種多様なキャラクターを宿して──“まなざし”を意識した、Predawnの新作

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SundayカミデによるWonderful Orchestra Band始動!──脳内トリップする新たなヒーリングミュージック

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デビュー25周年を迎えた岡本真夜──ベールに包まれたアーティスト像と人間性を探る

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「これがあるじゃん」の先は、それぞれで考えましょう──折坂悠太がたどり着いた『心理』

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前向きに解散をしたSUNNY CAR WASH ── 愛と敬意、軌跡を記録した最後のベスト作

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自分が聴きたい音楽を追求し続けていく──ロック・バンド、続きはらいせの美学を表現したファースト・EP

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イズミカワソラ×ニラジ・カジャンチ ── 新作『Continue』の意外な制作過程を語る

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ただ、承認されて自立していたい──励ましもせず、突き放しもしないステレオガールのアティテュード

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出発点である自分と向き合うきっかけに──ミクロを意識したJYOCHOの新作

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1万通りの1対1を大切にするpolly──つぶれかけていたロマンを再構築した新作

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理想郷は自分たちで作っていく──ひとつの“カルチャー”を目指すバンド、the McFaddinの新作EP

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これも、あれも、全部YAJICO GIRL──新作EPから聞こえる数々の好奇心

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音楽ライターがオススメする〈FRIENDSHIP.〉の注目作品(2021年10月〜12月)

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バンドサウンドの必然性を深く問う新作──étéが鳴らす、流行へのカウンター

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原動力は「なにかを壊したい」という気持ち── 光と影が交差する、イズミカワソラの歩み

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PEOPLE 1 『PEOPLE』クロスレビュー  ── 集団として闘い、大衆を救う決意

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余白を楽しみつつ、ストレートな表現へ──Helsinki Lambda Clubのリアルなモードに迫る

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The fin. 『Outer Ego』クロスレビュー  ── 主観と客観を行き来する、普遍的なポップ・ミュージック

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“あなた”がいるからこそ綴られた、足立佳奈の言葉

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初ミニ・アルバムのテーマは“脱出ゲーム”!? ── ポップで攻撃的な5人組、あるくとーーふの全貌

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ポップなPARIS on the City!が、泥臭いロック・サウンドに振り切るまでの歩み

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ギタリストではなく、ひとりのアーティストとしての表現──25曲で語るDURANの人間性と感受性

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BALLOND'ORの止まらぬ鼓動! ── 国内外から注目を集めるサウンドの生まれ方

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キュートだけじゃない! さとうもかの新作『WOOLLY』が描く、リアルでちょっとビターな共感

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京都から現れた、あえて言おう“すごいバンド“! WANG GUNG BAND!!!

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谷口貴洋はどのように育ったのか?ー自由で冷静な人間性の生まれ方

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ネクストモードなEmeraldが伝える制作の秘訣──10年間で培ったバンドサウンドの楽しみ方

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日米韓を跨ぐR&BシンガーソングライターVivaOla──シェイクスピアを参考にした初のフル・アルバムが描くストーリー

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謎多きアーティスト・マハラージャン──2つの新作から浮かび上がる人物像とは?

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Laura day romanceがたどり着いた新局面──対照的なふたつの新作から鳴る輝きと情緒

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ドレスコーズ志磨遼平がピアノで描く孤高と反抗──コンセプチュアルな新作『バイエル』に迫る

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自分のドキュメンタリーを音楽で表現する──新作『はためき』に込めたodolの祈り

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「音楽って宇宙みたいなもの」──大柴広己の真髄に触れた新作『光失えどその先へ』

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「人のためになれるような作品ができました」── 愛はズボーンが2つの新作で提示するアルバムの楽しみ方

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パワー・ポップを愛する者へ───Superfriendsのルーツと現在地が反映された新作ミニ・アルバム

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[インタビュー] 好芻

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