TikTokのことも意識して振り付けを考えてくださった
——ニュー・シングルには4曲収録されています。まず表題曲の「コズミック祭大革命」は先日のZepp Diver Cityでのライブで大盛り上がりの楽曲でしたよね。
本多:テーマも宇宙だし、キラキラしていて可愛いです。規模が大きくていいですね。
青葉:このシングルは前作のカップリングを作ってくださったMedansyさんが表題ということで、新しいFES☆TIVEを見せていくのかなと私たちも思っています。ファンの方にも新しさとFES☆TIVEらしさが合わさったものを見せていきたいですね。
髙木:途中で、「いよぉ〜. . . ドン!」って言ってみんなで回る部分があるんですけど、もうそれだけで振り付けが浮かぶような曲を作ってくれるなと思います。Medansyさん自身もオタク目線でアイドルソングを作ってらっしゃるので、コールを入れる箇所も想定して作ってくださるんですよ。Medansyさんなりにコールの正解があるので、ファンの人と一緒に解き明かしている感じがしますね。
辻:「体力使い果たしてでも気力満タンにしたいの」という歌詞がすごく好きですね。ライブがまさにそうで、ファンの方もライブ後に「膝が痛い」とか言っているんですけど、楽しくて気力を満タンにしてくれているのかなと思います。自分たちも実際ライブではヘトヘトになるけど、ファンの方が楽しんでいるのをステージからみて明日も頑張ろうと思えますし。
八木:「終わらない祭りいつまでも 繫げ!繫げ!想いを一緒に作っていくの! 宇宙最強の空間」というところがすごく好きなんです。歌詞ももちろん好きなんですけど、ここの落ちサビは珍しく全員で歌っているんですよ。エモい曲を全員で歌う場合はあるんですけど、こういうアップテンポな曲を全員で歌うのはほぼなかった気がします。「これからもみんな頑張っていくんだぞ」みたいな思いを感じたので、大好きになりました。
土光:最初にお披露目したときには、ファンのみなさんがコールをしてくれたんです。どこでも聴かせたことないのに(笑)。お祭り感はそのままに、盛り上がれるサウンドが入っているのがおしゃれで好きです。


——ライヴでは「フィルタリングバニー」も披露していましたね。この曲のサビはすごく耳に残ります。
土光:振り付けがめっちゃおしゃれだったんですけど、過去一くらい難しかったです。油断できないよね。
八木:1個振りが抜けたら全部抜けちゃうくらい大変なんですよ。
髙木:振り付けのいどみん先生がインスタのストーリーで、その日のレッスンの夜に「難しい振り付けをしても、誰もできないと言わないで、これができるようになりたいと言ってくれるのが嬉しい」と言ってくれていました。本当にみんなやる気がある空間なのが改めていいなと思えたのがこの曲ですね。
土光:まあやるしかないんでね (笑)。
髙木:踊れたらかっこいい振りなんですよ。だからできるようになったら絶対楽しい。
土光:それがわかっていたから、いどみん先生が振り付けを簡単なものにしようとしても、「難しい方がいいです」って言っていましたね(笑)。
髙木:だから後から入ってくるメンバーは最初大変だと思います。しおりんとか大変そう。
本多:最初は泣きそうにもなりました。パーツを1つずつ覚えていたんですけど、すごく大変でした。家でもずっと動画を流していないと忘れちゃうくらい難しかったですね。頑張りました。
辻:いどみんさんは、TikTokのことも意識して振り付けを考えてくださったんですよ。スマホの画面内に収まる動きになっているので、ぜひ真似してみてほしいです。


——「バズらせ花火」は歌ものという感じの印象です。歌い出しからすごいですよね。
土光:歌い出しは私が歌ってます。頑張ってレコーディングしました。この曲を作ってくださったDJ 金魚さんもこの部分はこだわっていて、金魚さんからも「絶対にかっこよく決めてほしい」と言われました。この出だしと落ちサビだけでレコーディングが終わっちゃうくらい録っていましたね。
辻:Cメロの「耳当てとマフラーで」という短い1行は、金魚さんの要望を聞いてレコーディングしました。「マフラーで」の「で」の切り方をすごくこだわってくださって、何回も録ったので是非聴いてほしいですね。
髙木:「花火」というワードがあるので夏を思い浮かべるかもしれないんですけど、冬曲なんですよね。そこもある意味聴きどころです。

